2009年10月29日木曜日

稲川会 (熱海錦政会)

稲川さんは好きです。(なれなれしくてごめんなさい。)
私の尊敬する人ですね。

警察から目をつけられそうですが、暴力団を肯定するものではありません。

極道者は暴力団といわれることを嫌います。
やくざと暴力団とは本来意味がちがいます。
本来やくざとは、大きく分けて「博徒」と「テキ屋」に分かれます。

戦後より愚連隊が現れ、やくざとは形を変えた暴力組織が数多く現れ、それらと一緒くたにされて、やくざ=暴力団と社会的に見られるようになりました。

とりわけ関西では、お金のためならなんでもありという組織が多く発生しました。
「〇〇興業」とか言うのが多いですね。ですから彼らはたくましくしぶとい集団です。

山口組は港湾荷役人夫供給業として神戸港の港湾労働者を抱えて発足していますから、もともと純然たる企業だったんですね。美空ひばりで有名な「神戸芸能社」も設立し、「山陽運輸」?なども立ち上げていますから、これだけ見ればまったくの会社です。ただ荒っぽい人たちが多かったんですけどね。
ですから山口組は実業やくざといってもいいかもしれません。

さて、稲川聖城初代会長(稲川角二)は博徒の修行をして頭角を表していくのですが、その途上で出口辰夫と出会います。



 「モロッコの辰」こと出口辰夫。
「モロッコの辰」 私はこのあだ名が好きです。

かっこいいですよね。
「おれはいつかモロッコへ行くんだ。」とか言っていたことから来たのだともいわれています。
本人もいつかモロッコへ行って名をあげてみたいと思っていたのかもしれません。
たぶん「映画「モロッコ」などを見たのかもしれません。
私にしても外人部隊のモロッコなど……なんとなくあこがれてしまいます。

かっこいいですね。

横浜の愚連隊だった出口を筆頭に、その関連から集まった四天王といわれるアウトローたちが稲川を支え急成長を遂げます。

詳しくは松方弘樹の「修羅の群れ」をみると勉強になると思います。
やはりコンビニで実録者として漫画が出ました。私の愛読書です。
山口組一辺倒だった私は、稲川会にはあまり興味を示さなかったのですが、このごろになってすごい傾倒しています。

私はかっこよさと人物的に惹かれています。

0 件のコメント:

コメントを投稿