2009年10月29日木曜日

《柳川組組長》――日本名 柳川次郎

 山口組の斬り込み隊。組の中でも一番の戦闘集団でした。……いえ、知っているわけではありませんが。
 このひとは軍人ににた他のやくざにない独特な戦術手腕を持ち合わせていたようです。

 「けんかの柳川」というイメージを定着させた有名な抗争事件があります。
 これは柳川が売り出しの頃の、つまり山口組にはいる前です。
敵の本部に殴り込みをかけ、そのときは波状攻撃をかけたらしい。
普通やくざでこんなことはやりません。かなりの戦争のプロです。あるいは気違いがつくらいです。

日本軍が真珠湾攻撃をしたとき、二回まで波状攻撃を行い、三回をやるかどうかで参謀たちがもめました。
結果は備蓄石油、修理ドックなどのちのち仇となる中途半端な攻撃となり、苦しめられる結果となりました。

そんな天下分け目の決戦で使われる戦術を、彼は普通にこなしていました。
やれやれやっと終わったかと損害確認をしているうちに、第二波が来るんですから
「え、なんで」――てなかんじですね。
今改めてじっくりと考えてみると――
 (何十年もたって改めて思い直し、気づくことがたくさんあります)
 たぶん軍事作戦的な発想ではなかったと思います。
 当相手側の組織のほうが大きかったのです。老舗でもあったようです。
 (当時、山口組をはじめ老舗と新興勢力との争いが全国あちこちで起きていた)
柳川は作戦を練り、考えに考えた末、波状攻撃をしようとの結論に達する。
1、一気に攻め込まれたら、数の上で勝ち目がない。
2、ここは先手を打ち、敵のアジトに乗り込むべきだ。
3、戦力比は3:1――一回だけではうまくいっても敵の3/1しか倒せない。――そのうち目減りする。
4、ならばいっそ何回でも斬り込めばいいじゃないか。
                            ~~そんな感じです。
戦いというものは何時間も戦っていれば疲れます。また、どこかで休憩を入れねばなりません。
戦いは全力疾走と同じですからね。速度を落とした瞬間やられます。
こう着状態になったり、にらみ合いになったりすることもあります。
それはけっきょく無駄ですから、できるならば「ぱっとやってぱっと帰る」
むかしこんな歌がありましたね。
「高崎~山の山奥で 小猿を集めて〇〇ズリの稽古 パッとやって〇〇〇〇せ、パッとやって〇〇〇〇せ」
《金太郎のメロデイで》(失礼しやした~~」
パッとやるのが一番です。戦史がそれを示しています。
 たぶんハジキ(関西ではチャカ=拳銃)も弾切れになります。刀もボロボロです。
アジトに戻って再武装、補給、タッチアンドゴーで出撃 ←←← これ戦争の基本です。

 柳川組もこうしなければ負けると思ったのでしょう。一か八かでもあり、数の劣勢を埋めるためには
普通の三倍は動かないとだめなのです。



    途中ですが、
 書いている今、モバイルがばくりました。私も性格が柳川さんみたいに激しいみたいですね。
 自分の性格だからそんなことはわかっているのですが、調子よく書いているのに何かの拍子にPCの動きが
重なりばくった。
 瞬間かっと来た。「なにやっとんじゃわれぃ~~」
(友だちが東大阪、俗に言う河内辺りだった。河内弁を指南してもらい、われの
言い回しだけは絶品です。)
 頭にきてPCを床に叩きつけてやろうかと思いました。携帯でもそうです。やっぱり叩きつけてやりたくなります。でもそんなことをしていたらいったいどれくらいお金がかかるでしょうか。
私がセレブだったら一ヶ月100万くらいは使ってますね。いつもそのたび心を落ち着かせ、「落ち着けよ~
これ7万くらいだよな。」そんな感じです。失礼しました。

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